八月十四日 釣り親子
息子、シャツの柄『氷(かき氷屋さん幟のアレ)』だった。
八月二十八日。網走のツネオさんから鱒が送られてくる。
とてつもなく立派な鱒はうちのまな板には半分しかのらない程。
出刃包丁のない我が家で、K(魚をおろした事のない男の人)が
「三枚におろしたい」
ときかない。仕様がないなァ、海の男の息子は。
何処から来るのかわからないその自信を信じて、二人がかりで鱒さまを押さえつけて、見事三枚おろし。(間違い。見事なのはこの鱒です。そしてそれを捕らえたであろうツネオさん。彼は見事な海の男で見事な絵描き。)
「マナミさんも元気かな」とか考えながら鱒を頬張る。
鱒を頬張る、なんて贅沢な響きで違和感。でも本当に口一杯に頬張れる鱒。
あまりの美味しさにKと唸りながら味わう。